成功者の人たちの名言なのですが、あまり威厳のある言葉ではありませんね。
アイデアに関する名言は、真面目や情熱的と言ったものより、気楽な名言が多いのが特徴です。
無駄話にこそアイデアが隠れているそうです。
そこで少し無駄話にお付き合いください。
唐突ですが、あなたは織田信長と言う武将を知っていますか?
織田信長は、1582年、全国統一を目前にして、家臣の謀反によって、本能寺で命を落としています。
この1582年を、どのように覚えるか?
私は、高校生の時に、1582(いちごパンツ)と言う語呂合わせを思いつき、それで覚えています。
この、いちごパンツの語呂合わせも、一つのアイデアです。
ちょっとしたアイデアの積み重ねで、学習効率も飛躍的に向上します。
学生時代の勉強も、仕事の効率も、人生すらも、アイデア次第で大きく変化します。
一つ一つのアイデアの積み重ねが人生そのものだと言っても過言ではありません。
今のあなたの人生は、これであなたが生み出したアイデアの積み重ねによって、形成されています。
アイデアが豊富な人ほど、人生は豊かになり、より自己実現に近づくことが出来ます。
メモの取り方、伝わるしゃべり方、賢い計画の立て方、全てアイデアから生まれます。
では、アイデアが豊富な人と、そうでない人は何が違うのでしょうか?
その答えは非常に簡単です。
アイデアが豊富な人は、連想する能力が正しく働いて言います。
しかし、アイデアが不足している人は、連想する能力が正しく働いていません。
アイディアには、連想する能力が、非常に重要です。
沖縄旅行の計画を立て始めたのに、気づいたら、自宅の近所の飲食店について、調べていたってことがあったりします。
こんな感じで、思考が飛んで、元に戻れなくなった結果です。。
連想する能力が正しく働かないとは、こんな状態です。
自由な発想で、連想の枠を広げるのは、非常に重要です。
しかし、思考があちこちに飛んで、元に戻れなくなると、まともなアイデアは生まれません。
ここをうまく制御するのが、アイデア発想法のキモです。
それをごく自然に、自動的に制御してくれるのが、マンダラ発想法なのです。
マンダラ発想法は、真言宗の開祖である弘法大師が、非常に得意としていました。
弘法大師の示した金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅は、陰陽で形成された、現の世の理を表したものだと言われています。
悟りに達するまでの複雑な世界をまとめ上げたのです。
このようにマンダラはあらゆることを表し、視覚的に確認することが出来ます。
このマンダラの特徴を利用して、アイディアを産む出す方法、それがマンダラ発想法です。
旅行に出かける際に、世界地図を持って出かける人はいません。
目的地に合わせて、地図を選んで出かけますね。
しかし、世界規模で何かを考えたい時には、ローカルな地図ではなく、世界地図を用意します。
このように状況や目的に合わせて、地図を適切に選択します。
でも、何かを発想しようとしたとき、適切にアイデアの地図が選択できない人は。良いアイデアが浮かびません。
糸の切れた風船のように、連想がうやむやになり、妄想になってしまいます。
その結果、的を得ない荒唐無稽な思考に陥ってしまいます。
アイデアとは妄想の産物ではありません。
アイデアと言っても、何かを発明するなどの、大規模なアイデアは必要ありません。
鉛筆の反対側に消しゴムがついている商品があります。
これもちょっとしたアイデアですが、150年以上も使われ続けているロングセラー商品です。
この消しゴム付き鉛筆を発明したハイマン・リップマンも、このアイデアで人生が大きく変わりました。
この事から、アイデアとは妄想の産物ではなく、目的に合わせて適切な選択肢を組み合わせる事だという事が、何となくお解りいただけたと思います。
小さなアイデアが、次の連想を生み出し、次のアイデアが産まれます。
アイデアが、アイデアを産み、少しずつ、立体的に繋がります。
最初は小さかったアイデアが、積み上がり、大きなアイデアに成長します。
それはあなたの想像を超え、人生を変えるアイデアになります。
最後の運と言うのが非常に興味深いと思いませんか?
運と言うと、何かトントン拍子に、努力もせずに、上手く行くと言ったイメージがあります。
しかし、大谷選手は、このマンダラで、ご都合主義の妄想とは、一線を画すアイデアを産み出したのです。
運気を上げるにはどうしたら良いのか?
大谷選手は、8つの答えを導き出しました。
運と言う抽象的な概念を、見事に実生活に落とし込むことに成功しています。
ファンが増えれば、大谷選手の人気が上がります。
人気選手は、より多くの出場機会が得られます。
多くの出場機会が得られれば、それだけ記録を伸ばすことが出来ます。
大谷選手の記録は、実力とともに、自らの力で掴んだ運にも支えられているのです。
マンダラに書き込んだアイデアを実行することで、さらなる運気を掴んだのです。
これがマンダラ発想法の驚異的な部分です。
運や流れと言った抽象的で、数値化や言語化が困難なものを、取り入れてアイデアを産み出すことが出来るのです。
また、抽象的な概念を取り入れても、思考や発想が破綻しないのです。
普通、人生設計に運などと言った要素を取り入れたら、完全に破綻してしまいます。
でも、マンダラ発想法は。絶妙なバランスで破綻しません。
なぜ、絶妙なバランを保つことが出来るのでしょうか?
その理由を考えてみましょう。
そもそも、人生と言うのは、真面目にやったから成功するとか、不真面目にやったから失敗するとかと言う事はありません。
豊かな人生を生きている人ほど、真面目な部分と運や流れに任せる部分のバランスが絶妙なのです。
真面目に努力した点と、運や流れによって掴んだ点を、結んで線を作る。
次に線と線を繋げて面を作る。
さらに、面と面を繋げて、立体にする。
アイデアも、豊かな人生も、そうやって広げていくものなのです。
ノートなどに上から順に、思いついたことを箇条書きに書いていくとどうなるでしょう。
それらを線で結んでいくと、グチャグチャになって全く意味が分からなくなります。
でも、マンダラは上下左右、さらに立体的に奥に入り込むことが出来ます。
マンダラを使うという事は、自然に立体的な思考ができるようになるのです。
真面目に考える部分と運や流れに任せる部分を、立体的に組み合わせることが出来るのです。
だから破綻せずにバランスをとることが出来るのです。
デザイナーは、論理性と感性の間で破綻なく創造を行うプロです。
マンダラ発想法を、デザイナーが取り入れたらどうなるのか?
私たちはこの疑問と言うか、興味深い命題について、長年、検証を繰り返してきました。
やはりデザイナーの能力はすごいの一言です。
結果だけをお伝えすると、デザイナーがマンダラ発想法でアイデアを産み出す速度は驚異的です。
そして、デザイナーの発想力の上限はものすごく高いことも分かりました。
我々が限界だと思ったその先のアイデアを産み出す
我々が良いアイデアが出たと満足するその先のアイデアを作り出す。
デザイナーには、その能力があるという事が分かりました。
さらに驚くべきことは、その能力は誰にでも備わっているという事です。
デザイナーはその能力を日常的に使っているのですぐに引き出せるだけなのです。
言い方を変えれば、デザイナー以外の人でも、少し考え方を変えれば、その能力を引き出すことが出来るのです。
我々の結論は、誰でもスーパーアイデアマンになれる。
ものの本などには、多角的視点が重要とあります。
デザイナーは、この視点の数が非常に多いことが特長だと分かりました。
この視点を増やすことができれば、デザイナー以外の人もより良いアイデアを産み出すことが出来ます。
この多角的視点を増やすほど、いろいろなものが見えてきます。
この講座では、その点について深く切り込んでいきます。
マンダラとはサンスクリット語の「神髄」を意味するマンダと「掴む」と意味するラの合成語です。
マンダラと言う考え方は古代インドには既に存在していました。
それが仏教とともに中国を渡り、日本へと伝わってきたのです。
それを独自に発展させ、立体化したのが弘法大師です。
神髄と言うと少し構えてしまいますので、問題や目標の正体と考えてください。
何か問題や目標がある場合、その問題や目標をクリアするためのアイデアが必要となります。
この場合、大きく2つの落とし穴が存在します。
一つは論理的に考えすぎて思考が迷宮入りする。
もう一つは、感性のみで動き過ぎて行動が迷宮入りする。
どちらの落とし穴に陥っても、手段と目的があやふやになって、最終的に破綻します。
しかし、マンダラ発想法は、論理的に考えても、感性で行動しても、必ず問題や目標の正体に近づきます。
マンダラを使ってアイデアを出し続ければ、手段と目的があやふやになることもありません。
多くの人は、手段と目的を取り違えて、人生を無駄にしてしまっているのです。
あなたの人生も思い返してみてください。
よく考えると、どこかで手段と目的を取り違えているのではないでしょうか?
お店を開いて商売するつもりだったのに、どこかがお店を開くことだけが目的になってしまう人も沢山います。
そう言った人も、もう一度、商売と言う目的を思い出して、マンダラ発想法でアイデアを出せば良いのです。
しかし、手段と目的を取り違えてしまった事に、気づかない人が多いのです。
その理由は、思考がマンダラ発想法に基づいていないからです。
だから、神髄を得たアイデアを産み出すことができないでいるのです。
その結果「世間が理解してくれない」「政治が悪い」「立地が悪い」など、意味のない答えしか出てこない状態になります。
現在、そう言った状況に陥っている人は当然ですが、マンダラ発想法を学んでいない人は人生のどこかで必ずそう言った状況に陥ります。
会場まで、出かける必要がないので、お住いの地域に関係なく受講することが出来ます。
また、当日はZOOMを利用して、質疑応答も可能です。
画面には、講師の表情とともに、資料が表示されますので、オフラインの受講と同じ感覚で受講できます。
受講に必要なZOOMのURLは入金確認後にお送りいたします。
マンダラツールなんて、持ってないよ。
そうおっしゃる方もいるでしょう。
でも、ご安心ください。
パソコンからも、タブレット、スマホからでも使えるマンダラツールを無料でご用意しています。
マスの位置を入れ替えたり、立体的に奥に入り込んだりできる便利なツールです。
講座の際に、マンダラツールについてもご案内いたします。
西洋では無視されがちな、潜在意識に着目し研究を続け、その過程で熊野に篭もり言霊を修める。
数々の修行の中から人間の持つ本来の能力を発揮するための、いくつかの理論を構築。
独自の能力開発理論で、多くの経営者を育て、多くの企業で人材育成研修を展開しています。
また、人間の潜在意識の力を40年以上研究している能力開発のエキスパートとして知られています。
多くの非科学的現象と潜在意識の関係に着目し、その理論をセミナーや講演会で啓蒙しています。
セミナーでは潜在意識を使うことによって、念力、透視、気功などの実演が、まさに魔法のようです。
その人柄から、親しみを込めて、魔法使いと呼ぶ受講者が数多くいます。
店舗デザインを得意とし、インテリアデザイナーを肩書としているが、その業務内容は多岐にわたる。
商品の提案、接客の方針、店舗業務の技術指導など、店舗のイメージを構成するエッセンスを統合したデザインを構築する。
独自のデザイン論がユニークで、デザイン専門学校に招かれ教壇に立つこともある。
外食をする事を好むゆえか、飲食店のデザインを手掛ける事が多く、客を楽しませる斬新な仕掛けをもつ店舗なども数多く手がけている。
(以下は梁本氏がデザインを手がけた店舗の一部です)