マンダラは、あるルールに基づいて描かれています。
そのルールとは、9つのマスを組み合わせて、思考や事象をまとめていくと言うものです。
このルールのもと、複雑な仏教の理を、視覚的にわかりやすく表現したものが、胎蔵界マンダラと金剛界マンダラです。
たった9つのマスの組み合わせで、仏教思想を表現することができるのです。
これをマンダラ思考と言います。
空海が作り上げた画期的な発想法です。
空海は、唐から数多くの仏教絵画を持ち帰りました。
その仏教絵画の中から、空海が見出したのがマンダラ発想法です。
空海は、絵画に描かれた仏教世界を、立体的に、あるいは遠心的に、思考を深めていきました。
男性的な発想法で、立体的に仏教界を読み解いたものが金剛界マンダラです。
女性的な発想法で、遠心的に仏教界を読み解いたものが胎蔵界マンダラです。
空海は、インドで生まれたマンダラを、立体的に構築し、遠心的に広げることで発想法として完成させたのです。
このマンダラ発想と、その思考こそが、真言宗を広め、日本に本格的な仏教をとして根付かせた源なのです。
それが、文字通り「マンダラツール」です。
マンダラ思考を用いれば、宇宙のフラクタル構造をも説明することさえできます。
実際に、空海はマンダラを用いて、宇宙を説いています。
「考える」ことを考えたことがありますか?
成功哲学の大家、ナポレオンヒルは「全ての富はアイデアから」といっています。
「全ての富は思考から」と言い直してもいいですね。
思考は訓練によって上手くなります。
何度も練習を重ねて体で覚えることです。
思考は自転車に乗るのと同じです。
「マンダラ思考」に慣れると、自分でもビックリするほどのアイデアが出てきます。
アイデアだけでなく頭の中をスッキリと整理する最高のツールです。
「マンダラ思考」は知識ではなく、練習で心と体に染み込ませることができます。
例を挙げますと、この原稿もマンダラで書いています。
本の原稿、メルマガ、講演、セミナー、アイデア開発、TODOリスト、写真アルバム、人脈整理、行動計画など、全てに「マンダラ」を使っています。
「マンダラ」を使うことによって、潜在意識の中のデータを意識に上げることができます。
もう何十年と使ってますので、私の頭の中はすっかり「マンダラ思考」になっています。
テーマ(問題意識)を絞ると、自動的に意識に上がってきます。
講演やセミナーなどで、余談が多くなる弊害はありますが(汗)「マンダラ思考」は時間軸でなく空間軸で思考するからです。
「マンダラ」は空間認識をしている右脳を鍛えるのに格好のツールです。
「マンダラ」は宇宙の「鋳型」です。
アイデアやヒラメキは右脳の働きです。
左脳でいくら考えても新しいアイデアやヒラメキは湧いて来ません。
左脳は分析脳なので、どうしても物事を因果関係で考えてしまいがちです。
(もちろん分析も必要です)
右脳は物事を一瞬で捉えてしまう特殊な働きをしています。
私たちがよく言う「直感」のことです。
物事を解決するには、集中と分散が必要です。
「マンダラ」ツールを使うと集中と分散が同時にできるようになります。
「木を見て森を見ず」という言葉がありますが、「マンダラ思考」は木と森を同時に見ています。
「マンダラ」は心の中を「観る」思考法です。
「見る」から「観る」に深めていく思考法です。
「マンダラ思考」は右脳を開発する瞑想と同じです。
右脳開発と「マンダラ」ツールを合わせると鬼に金棒ですね。
もう一つ普及しないのは、右脳を使うからです。
「マンダラ」の使い方で一日セミナーをやるほどの内容があります。
でも一旦なれてくるともう手放せない最高のツールとなります。
特に右脳型の日本人にはうってつけの思考法です。
あなたが「マンダラ思考」を身につけた時、あなたの人生は一気に浮上することでしょう。
「全ての富はマンダラ思考から」と言う真の意味が意味が理解できるはずです。
「マンダラ思考」を身につけるのは訓練が要ります。
訓練とは繰り返し練習することです。
その訓練方法を一日セミナーで学びます。
あなたの人生が大きく飛躍されることでしょう。
この機会にぜひご参加下さい。
物事はなんでもタイミングです。
自分自身を一押ししてあげてください。
西洋では無視されがちな、潜在意識に着目し研究を続け、その過程で熊野に篭もり言霊を修める。
数々の修行の中から人間の持つ本来の能力を発揮するための、いくつかの理論を構築。
独自の能力開発理論で、多くの経営者を育て、多くの企業で人材育成研修を展開しています。
また、人間の潜在意識の力を40年以上研究している能力開発のエキスパートとして知られています。
多くの未科学的現象と潜在意識の関係に着目し、その理論をセミナーや講演会で啓蒙しています。
セミナーでは潜在意識を使うことによって、念力、透視、気功などの実演が、まさに魔法のようです。
その人柄から、親しみを込めて、魔法使いと呼ぶ受講者が数多くいます。