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さようなら

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 それを説明するために、働き方の移り変わりから話します。働き方は、国民性などとも関連していますが、情報の伝達手段と強く結びついています。インターネットが発達する前は、工場や生産拠点、オフィスで決まった時間に決まった仕事をしていました。使う道具も紙の書類やデスクトップ型パソコン、固定電話で身の回りにあるものです。いわば「固体」の時代です。

 1990年代から2000年代のネットの普及や、スマートフォンやノートパソコンなどのモバイルメディアの登場で、オフィスの仕事が外にある別の拠点でできるようになりました。液状化したと言っていいでしょう。様々な人が共有するオフィス「コワーキングスペース」が登場したのもこの頃です。流動化した人材や情報が混じり合い、これまでなかった発想、イノベーションが生まれました。

 そしてこの10年。無線LAN「Wi-Fi」(ワイファイ)環境が整ってきたことで、モバイルメディアさえあれば、どこでも仕事ができるようになりました。どこにでもある「気体」のイメージでしょうか。もはや仕事を「どこで」するのかは問われません。ワイファイの環境さえあれば、公園や車の中、キャンプ場、海辺でもいいのです。

パソコンの操作ができてうれしくなる
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想いではデジタルで残そう

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